毎日新聞で、自転車を取り上げた新連載「安心のペダル」がはじまりました。
Webサイトにも掲載されており、インフォグラフィックが用いられているのが特徴です。なお、Webの記事を閲覧するには無料会員登録が必要です。
このインフォグラフィックで、2008〜2012年の都道府県別の自転車死傷事故発生率が紹介されていました。
上記は2008年のデータ。
そして、
こちらが2012年。
なんと、香川県が常に上位に位置しているのでした。
都道府県別に見ることもできるので、お時間ある方はいちど見ておくとよいと思います。
なぜ、香川か。その点について考察した記事もありました。
香川県内の交通事故実態を調査し、香川大教授時代に県の懇談会座長として「自転車利用に関する提言書」をまとめた土井健司・大阪大大学院教授(都市・交通計画専攻)は、その理由の筆頭に「変形交差点の多さ」を挙げます。
引用元: 「変形交差点」が原因 – 安心のペダル – 毎日新聞.
自転車の通行環境についてのルールがカオスな状況も紹介されています。
土井教授は「自転車がまるでスリッパのように自由奔放に使われ過ぎています。利用者のマナーも悪いが、走行場所にも整合性がありません。自転車レーンや指導帯を整備すれば、『自転車は車道を走るもの』というメッセージになります」と指摘しています。
引用元: 混在する走行ルール – 安心のペダル – 毎日新聞.
私たちは、この香川県の事例から何を学ぶことができるでしょうか。
(Gen SUGAI)