※2014年モデルの記事です。2015年モデルの情報はこちら。
ビギナーに快適性と安心感を提供するGIANTのロードバイク「DEFY 4」と「AVAIL 5」 | CyclingEX.
GIANTが、毎年恒例の「春のニューモデル」を投入しています。今回はその中から、ロードバイクの「DEFY 4」の紹介です。
レース向けの「TCR」シリーズに対して、トップチューブは短く、ヘッドチューブは長くというエンデュランス系のジオメトリーとし、取っ付きやすくしているのが「DEFY」シリーズです。従来、ローエンドモデルは「DEFY 3」でしたが、為替等々の影響もあって2014年モデルのDEFY 3は10万円オーバーに。そこで……ということでしょうか、パーツスペックを変更して10万円以下の価格を実現したのが、今回の「DEFY 4」です。
DEFY 3のメインコンポーネントは、リア9速のシマノ・SORA。それに対して、DEFY 4はリア8速のシマノ・CLARISを採用しています。CLARIS? そう、以前の「2300」に相当するコンポーネントで、型番は2400です。
冒頭の写真でわかるように、ドロップハンドルの手前側にサブブレーキレバーが付いています。タイヤは、ロードバイクとしてはちょっとだけ太目の700×25C。そしてギアはフロントが50/34T、リアは11-32Tを装備。いちばん軽いギアは34×32Tですから、ビギナーの方がヒルクライムにチャレンジするにもぴったりです。これより軽いギアが欲しかったら、フロントトリプルの「PACE」や、クロスバイクの「ESCAPE RX」シリーズなどを検討したほうが良いですね。
サイズ展開は430(XS)、465(S)、500(M)、535(ML)mm。重量は465mmサイズで9.6kgとなっています。そして気になる価格は80,000円(税抜)です。
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(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。