2010年に発売され、自転車にスマートフォンを取り付けるホルダーとしては一定の支持を得てきた、ミノウラの「iH-100S / iH-100M PhoneGrip」。
ミノウラからスマートフォンホルダ「iH-100S / iH-100M PhoneGrip」登場
その後継機種として「iH-200」および「iH-500」が登場しています。
こちら↓が「iH-200」。ワンタッチクランプタイプです。
そしてこちら↓が「iH-500」。工具で固定する軽量クランプを採用したバージョンです。
前モデルはスマートフォンを左右から固定していました。
今回の製品は、上下からも押さえます。
上下のストッパーはオフセットされているので、前モデルに引き続き、トップチューブバッグからケーブルを引っ張ってきて接続……みたいなことも可能です。
ハンドルへの装着時、スマートフォンがハンドルより前方に出るようになっているのは、大きな変更点。前モデルではクランプ直上にスマートフォンが来る設計でした。また、工具無しで縦横の回転ができるようになったのも、iH-200/iH-500の特徴です。
スマートフォン本体および保護ケースの幅が55mmから75mmまで、厚みが6mmから18mmまでのものに対応。前モデルでは厚みが9〜15mmでした(iPhone 5sは厚さ7.6mm)。なお、ミノウラのWebサイトでは『現物での最大装着モデルはGalaxy note(ケースなし)まで確認しています』とあるので、薄いものから大きいものまで、幅広く対応してくれそうです。
これ自体はただのホルダーですからスマートフォンをカバーするものが何もありませんが、例えばiPhone 5sなら、上記のサイズに収まる防水ケース(側面や背面に余計なものが付いてないものが良い)は市販されていますので、雨の心配があるときは、そういったケースを使えば安心でしょう。
iH-200/iH-500、価格はどちらも5%税込で3,200円となっています。なお、クランプサイズでiH-200には「S」と「M」が、iH-500には「STD」と「OS」あるので、ご購入時にはそちらもご注意ください。
iH-200-S / iH-200-M | MINOURA JAPAN.
iH-500-STD / iH-500-OS | MINOURA JAPAN.
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(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。