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前回は、東京・恵比寿のショップ「charifuri(チャリフリ)」が、カーボンベルトドライブやロードバイク用のホイールが使用できるシステムなどを採用したブリヂストンサイクルのシングルスピードバイク「HELMZ SSSD SR1」にカスタマイズを施した模様を紹介しました。今回は、このカスタマイズされたバイクに試乗しながら、HELMZ SSSDの楽しさや可能性について考えてみました。
前回、ブルホーン化やディープリムホイールへの交換といったカスタマイズが施された、話題のストリートクルーザー「HELMZ SSSD」のドロップハンドルモデル「SR1」。今回は、ピストやBMX、クロスバイクやMTBなど、自転車を幅広く楽しんでいる原内勇輔さん(32)に試乗してもらいました。
原内さんは自転車の他にもオフロードバイクで林道ツーリングやエンデューロレースを楽しんだ経験があったり(愛車はHONDA CRM250)、24インチのBMXで街乗りを楽しんだりと、2輪の乗り物が大好き。そして3年前からはキャノンデールのピストに乗り、メッセンジャーレースにもチャレンジするライダーです。さっそく、カスタマイズされたHELMZ SSSD SR1に試乗です。
「実はブルホーンバーの自転車に乗るのは初めてで、しかも最近は固定ギアのキャノンデールに乗ることが多く、フリー付きの自転車も久しぶりなんで、ちょっと緊張しますね」と言いながら、cahrifuriをスタートしていった原内さん。ショップの近くを何周かしてから、恵比寿・代官山方面へと走って行きました。
最初はやや緊張した面持ちだった原内さんですが、試乗コースを何周かして戻ってきたときにはすっかり笑顔になっていました。さぁ、カーボンベルトドライブのストリートクルーザー、実際に乗ってみてどんな感じでした?
「ママチャリ以外でベルトドライブの自転車に乗るのは初めてなんですが、思っていたより全然良かったです。乗る前は、パワーのロスがあるのではないか……と予想していましたが、走ってみるとそんなことはありませんでした。それに、静かでスムーズだし、ズボンが汚れる心配が無いのもいいですね。ピストに乗っていることもあって、ギアがカチャカチャする自転車よりは、音も無く走る自転車のほうが好きなので、その面でもこのHELMZは気に入りました。今回はすごいディープリムが入っていたので、自転車自体が静かな分、風切り音がよく聞こえましたけど(笑)」
そして、原内さんが注目したのが、自転車としてのクオリティの高さです。
「今回はノーマルのバイクも見せてもらいましたが、HELMZはエアロデザインのフレームがかっこいいですし、作りがしっかりしている印象があります。SR1でだいたい15万円(5%税込の希望小売価格が159,000円)なんですよね。15万円のロードバイクと言うと普及グレードの少し安っぽい感じのモノしか買えませんが、構造がシンプルなシングルスピードだと、15万円でかなりクオリティの高いモノを手に入れることができます」
HELMZ SSSDはノーマル状態でも十分にかっこいいと話す、原内さん。例えば、SR1に標準で付いてくるNITTO製のステムにも注目します。今回のカスタマイズでも、ステムは標準のものをそのまま使用しています。
「SR1のステムは、NITTOが新しく作ったステムなんですよね。肉抜き加工がかっこいいですよね。こういったパーツチョイスは、ロード乗りの人にも訴えかけるものがあるんじゃないでしょうか」
ちなみにこのステム、大胆な肉抜き加工が施されていますが、NITTOの高い技術があり、そしてブリヂストンサイクルの厳しい品質基準をクリアしているからこそ採用されているものでもあるのです。
試乗後に感想を話す原内さんは、何度も「ちゃんと作ってあるものが好き」「ちゃんとしたものは、長く乗れる」という言葉を使っていました。そして、次のように話します。
「ピストブームと言われていた頃に、いろいろなメーカーからシングルスピードの自転車が発売されましたけど、そのどれもが長く乗れる、ちゃんとしたモノだったかというとちょっと疑問です。その点、HELMZ SSSDはちゃんと作ってあって、長く乗れる自転車ではないかと思います。また、ブームが落ち着いた今だからこそ、むしろ自分のペースでシングルスピードを楽しめるでしょう。ロードバイクのホイールが使えるという特徴もあるので、ロードバイクにハマっている人の2台目としても、面白いでしょうね」
HELMZ SSSD SR1は、見た目の迫力とは裏腹……といったらおかしいかもしれませんが、適度にソリッドな乗り味で油汚れと無縁なカーボンベルトドライブを採用していたり、スポーツ車の安全基準である「SBAA」をクリアしていたりと、人にやさしいところがあるのが特徴ではないでしょうか。それは、charifuriによるカスタムを経た後でも、まったく変わることがありませんでした。
こんな個性的なシングルスピード、シングル好きのメインバイクとしてはもちろん、ロード乗りの「2台目」としても、どうですか?
■SHOP DATA
〒150-0034
東京都渋谷区恵比寿西2-5-2 今村ビル1階
TEL 03-6416-9301
http://www.charifuri.com/
提供:charifuri
車両協力:ブリヂストンサイクル
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。
ピンバック: カーボンベルトドライブのシングルスピード「HELMZ SSSD SR1」をcharifuriがカスタムするとこうなる!【PR】 | CyclingEX