ちょっと古い記事なのですが、ひとつ紹介したいものがありまして。

Fukuoka Oct 2011
Fukuoka Oct 2011 by Arun Katiyar, on Flickr

アンケートでは自転車を利用する主婦256人のうち、「(自転車は)車道通行が原則であり、歩道通行は例外である」という設問に対し、71%が「知っているが、守っていない」と回答。小、中、高校生がそれぞれ35、57、65%だったのを上回った。主婦は「自転車が歩道を通行できる場合」についても36%が「知っているが、守っていない」と答えた。

引用元: 主婦は自転車の通行ルールを知っていても守らず? 兵庫・宝塚署のアンケートで判明 – MSN産経west.

上記リンク先の記事では主婦層に着目していますが、それはともかく、自転車の交通ルールについて「知っているが、守っていない」という層が確実に存在していることは、わかります。

というわけで、宝塚警察署のWebサイトにアンケート結果の概要がアップされていました。

私は、ベーシックなところで「(自転車は)車道は左側を通行しなければならない」という質問に対して「知っていて、守っている/知っているが、守っていない/知らなかった/未記入」の選択肢のうちいずれの回答が多いかに着目してみました。

リンク:自転車利用に関するアンケート集計表(PDF)

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やっぱり、「知らなかった」よりも「知っているが、守っていない」のほうが、多いんです。

夜間の灯火についても、

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……言うまでもなく。

交通教育の機会がなければ、ルールを知ることもなく、守りようもないことはわかります。しかし一方で、ルールを「知っているけど守らない」という人が多数いることも、よく考えなくてはいけないと、今見返してみて、改めて思いました。

まぁ自転車に限らず、教育を施して罰則を設ければ、ましてやライセンスを与える形式にすれば誰しもルールを守るのかと言えば、そんなことないのはわかりきっているのですが。

(SUGAI Gen)

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