【ブリヂストンサイクル×CyclingEX タイアップコンテンツ】
シャカリキに走らなくてもサマになる
フォトジェニックな自転車
トラディショナルなスタイルが魅力のブリヂストンサイクル「CHeRO(クエロ)」を、サイクリストやショップの方々にインプレッションしていただく企画「CHeROに会いましょう」。今回登場する「などかず(@nadokazu)」さんは、広告会社にWebプロデューサーとして勤務する46歳。2台の自転車を所有し、週末のサイクリングを楽しんでいるお父さんです。ふだんは、どんなふうに自転車と付き合っているのでしょう。そのきっかけから、お話を伺いました。
“ロードマン世代”、ふたたび自転車にハマる
「私はいわゆる“ロードマン世代”で、少年時代はドロップハンドルの自転車で走り回っていました。大人になって改めてスポーツサイクルに乗るようになったきっかけは、子供なんです。子供が自転車に乗れるようになって走り回るようになると、追いかけるのに自分も自転車があったほうが楽だと思い、ブリヂストンの折りたたみ自転車“トランジット”を買いました。それで実際に走ってみて、自転車の楽しさを思い出したわけです」
やがて、知り合いやソーシャルネットワーク上の集まりなどで、他の人といっしょに自転車ででかけるようになります。そこで目にしたのは、はやりのスポーツサイクルでした。「荒川サイクリングロードで集まると、ロードバイクの方がいっぱいいます。そういうのを見ていると、自分も欲しくなってしまうんです」と話すなどかずさん。結局その後、フルカーボンのロードバイクと、ドロップハンドルの小径スポーツサイクルを購入。気分によって乗り分けて楽しんでいます。
気合いを入れてロードバイクで走るのも楽しいけれど
「いま所有している2台の自転車に共通するのは、ドロップハンドルでスポーツ性が高いこと。実際、週末に走るときもジャージを着込んで“さぁ、走るぞ!”という感じです。自分の脚力に限界はありますが(笑)、それでも1日に100~160kmほど走ることも多いです。また、着いたところで写真を撮るのが好きで、風景はもちろん、風景の中の自転車の写真を必ず撮るようにしています」
充実したサイクリングライフを送っているなどかずさんですが、最近ひとつ、心の中でひっかかっていることがありました。
「いまの2台は気に入っていますが、サイクルウェアとビンディングシューズで完全武装して、気合いを入れないと走り出せないんです。走っているときも、目的地へ向かうことだけに一生懸命で、途中の景色が目に入ってこない。もちろん、ひたすら走ることも楽しいことではあるんですけどね。スポーツバイク一辺倒になってしまった今は、自転車が好きなのに、かえって自転車の世界を狭めてしまっているような気がしています」
そこに、今回のクエロ。実車を目にして、などかずさんは「普段着で気負わずに走り出せそうな雰囲気がある自転車ですよね。それに、色づかいやデザインもいい感じです」と話します。そこでさっそく、などかずさんにクエロ 20インチモデルを試乗してもらうことにしました。
ゆっくり走っても楽しい、程よいスポーツ感
「じゃぁ、ちょっと行ってきます!」と走り出していった、などかずさん。設定した試乗コースの距離のわりには、なかなか帰ってきません(笑) しばらく待っていると、ようやく戻ってきたなどかずさんの顔がほころんでいました。
「ゆっくり走っていても楽しいし、少しがんばってみても楽しい、いい自転車ですね!」となどかずさんは言います。
「シャカリキになって走らなくてもサマになるし、楽しめる。まわりを見ながらゆっくり走っても退屈しないというか、むしろそちらのほうが楽しいと感じるような大人の自転車だな、と。それでいて、ちょっと頑張ってスピードを上げてみると、思っていた以上に爽快感があります。実際に出しているスピードはそれほどではないのに、走る気持ちよさがあるんです。スポーツサイクルともシティサイクルとも違った、程よいスポーツ感ですね」
ゆっくり走っても楽しめる自転車だから、川沿いのサイクリングロードを試乗している間、などかずさんは以前の感覚を思い出したようです。
「折りたたみ自転車の“トランジット”に乗っていた頃は、例えば道端にいる野鳥や花にも目が行ったりしていました。走っている途中で自転車を停めて、写真を撮ることも。それがロードバイクに乗るようになってからは、そういう余裕をすっかりなくしていましたね。クエロはまわりを見ながらゆっくり走っている方が楽しいからこそ、走るだけではなく、その途中途中の風景や出来事も楽しめるような気がします」
クエロは眺めても楽しい!
そしてなどかずさんは、バッグからデジタルカメラを取り出して、ディスプレイをこちらに見せてくれました。
「実は、クエロの写真を撮るのにいい場所を探して走り回っていたんです。とてもフォトジェニックな自転車ですよね。全体的なシルエットはもちろん、ワイヤーバンドや真鍮のベルなど、細かな造作やあしらいにも見所が多い。とても5万円の自転車とは思えない作り込みだと感じました」
走りからルックスまで、クエロのキャラクターのすっかり魅了された、などかずさん。
「もしクエロがあったら、他の2台の自転車とは走りに行くエリアも、走り方も変わってくるでしょうね。自転車を置いて写真を撮るのにいい雰囲気の場所を探したり、美味しいものを食べに、あちらこちらへと行ってみるのではないでしょうか。走ることだけにとらわれない、自転車で移動する楽しさを取り戻せるような気がします」
もちろん、シャカリキになって走るのも楽しいものですが、自転車にはいろいろな楽しみ方があります。クエロは、ゆっくりマイペースで走り、周りの景色や空気を感じながら走るのにぴったりな自転車なのではないでしょうか。
■クエロを見たい!試乗したい!と思ったら!
クエロ(700C、20″)の商品情報はこちらです。
リンク:chero|BRIDGESTONE GREEN LABEL
クエロの試乗車は、ブリヂストンサイクルのショールーム「バイクフォーラム青山」に用意されています(リンク先で最新の展示・試乗車情報をご確認ください)。
リンク:バイクフォーラム青山
また、ブリヂストンサイクルでは、展示・試乗キャンペーンを実施中です。展示車・試乗車が用意されているショップについては、下記Webサイトでご覧頂けます。
リンク:ブリヂストングリーンレーベル展示・試乗キャンペーン|ブリヂストンサイクル株式会社
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。