初登場は確か2002年だったでしょうか。自転車通勤が注目されるようになり、街中をスピーディーに走り抜けるメッセンジャーの存在もだいぶメジャーになってきていました。そんなときGIANTから登場したのが、街を速く走るためのフラットバーロードの「FCR」シリーズでした。
そして2014年モデルで、ついに。
ドロップハンドル付けちゃいました!
真横からもどうぞ。
ある者は「こんなFCRを待ってたんだ」「どうしてもっと早く出さなかった」と言い(※1)、別のあるものは「“F”じゃないし」と言ったとか(※2)。
※1 TCR AEROが忘れられている……
※2 FCR=Flatbar Compact Road
とにかく、出ました!アルミのエアロフレーム!ドロップハンドル! TCR AEROがラインナップから消えて久しいので、この組み合わせを待っていた人がいたのは、確かでしょう。
アルミのTTフレーム、エアロ形状のシートポスト(アルミ製)、そしてハイトの高いリムなど、とにかくヤル気にさせるデザインです。
メインコンポーネントは105で、20スピード。サイズは430(XS)、465(S)、500(M)mmで、重量は9.7kg。税別本体価格は170,000円となっています。
ちなみに、フラットハンドルのモデルもFCR 0(税別本体価格155,000円)/同1(税別本体価格135,000円)が用意されています。
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。