ひと昔前に比べれば、暮らしの中で自転車をよりいっそう活用したり、趣味として自転車を楽しんでいる人は激増したように思います。しかし、それでもまだ社会全体の中では、例えば自転車通勤も自転車競技も、マイナーな存在として扱われています。
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Venice Beach 2012 by Stylisticflowz, on Flickr
それが趣味にしても実用にしても「もうちょっと、自転車って認知されてもいいんじゃない?」と考えている人も、多いのではないでしょうか。それはつまり「自転車に乗らない皆さんにとってはちょっと奇異で危ない存在に見えるかもしれないけれど、趣味にしても実用にしても、自転車という選択肢があるということを、ひとつよろしく」ってことではないかと、個人的には思っています。
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Panning Photography by Chris Hunkeler, on Flickr
そこに自転車があっても、いいじゃない。ねぇ。
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Midnight Marathon 2013 by BU Interactive News, on Flickr
自転車乗りがいても、ようござんしょ?
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IMG_4105 by wittco.gmbh, on Flickr
しかし一方で、私は自分に問うのです。
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Cyclist near Crocodile Rock, Adelaide Street by simon.carr, on Flickr
自転車を、自転車に乗る人の存在を認めてほしいと思っている一方で、私自身がどれだけ「今の私にはちょっと奇異に見える“他の何か”を受け入れることができているか」と。
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Two Tweed Cyclists by Trailnet, on Flickr
それ以前に、自転車という範疇の中で、小さなことでお互いを非難し合ったり遠ざけたりしてしまってはいないだろうかと。いや、つい、そうしがちではないか、と。
でも私は、私自身がちょっと変わっていて他人から見たら面倒くさいタイプの人間であることは自覚しているので(笑)、自分のやっていることにとやかく言われたくなければ、他人の行っていることにとやかく言うのはやめようと思うのです。私にとって奇異であっても、明らかにルールに違反していたり、ひどく人を不快にさせたり害を与えたりするわけでなければ、いいじゃない。
いや、でも、それが難しい。とくに「不寛容に対して寛容でいられるか」が、難しい!
難しいけど、今日から(17時35分あたりから)そういう方向でちょっと頑張ってみます。
あ、自転車とは関係ないけど、私は年齢を重ねてもプラモデル作ったりミニカー眺めたり夜な夜なバイクで走ったりしたいので、「大人女子」には寛容です(笑)
(Gen SUGAI)