「安全で快適な自転車利用環境創出ガイドライン」を少しずつ読む」シリーズ、第8回目です。ガイドラインは下記からどうぞ。
前回は「自転車専用通行帯の整備形態」について紹介しました。コチラです。
今回は「車道混在」、つまり自転車専用通行帯が確保できない場合です。
自転車専用通行帯が確保できず、車道上で自転車と自動車が混在する(自転車の通行空間に自動車が入ってくる可能性がある)場合、次のようになります。
図版の引用で、ドン!
自転車専用通行帯が確保できない場合でも、自転車は車道の左側を走るんだよ!ということを、路面のカラー化やピクトグラムによって示しましょう、ということになっています。これは、スペースに限りが有る道路においての『当面の整備形態』としては、現実的な選択肢となるでしょう。
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。