東京ではソメイヨシノが一気に散り始めています。市内で外出する用事があったのですが、花粉症もおさまりつつあるので自転車ででかけることにしました。そして時間に余裕があったので、遠回りして脂肪を燃焼しつつ、散り始めた桜を眺めることに。
自転車は普段使いのESCAPE R2(2010モデル)か、AIRか、RX3か……気分的にはシャキシャキっと走りたかったので、今日はESCAPE RX3を選択。
さっそく近所の桜を眺めます。団地の中ですが、なかなか立派な木です。
さて、今年は花粉症の症状がちょっとひどくて、3月の初旬はとても自転車に乗れる状態ではありませんでした。中旬以降、花粉もピークを越えたであろうこと、そして漢方薬が効き始めたおかげか、かなりラクになってきたこともあって、ようやく乗る気になりました。実は、日中に乗るのは久しぶりです。
そんなわけでESCAPE RX3にまたがるのも数週間ぶりだったのですが、走り出してすぐに感じるシッカリ感、シャキっとした走行感はやはり頼もしいものがあります。純粋な漕ぎ出しの軽さで言えばやっぱりESCAPE AIRが勝っているのですが、RX3のシャキっとした感じは、AIRとは別の良さがあります。両方を比較試乗したら、人によって好みが別れたり、もしくは「どっちもいいけど……」と悩んでしまうかもしれません。
ESCAPE AIRとESCAPE RX3のキャラクターの違いについては、昨年11月にいろいろと書きましたので、興味のある方は改めてご覧いただければ幸いです。
リンク:【ふたつのESCAPE】乗り手をやる気にさせる快速クロス「ESCAPE RX3」。そしてAIRとRX3、どっちがどうなのか!
上記記事に少し付け加えるとするならば、ESCAPE AIRはクロスバイクに「持っても乗っても軽い」というわかりやすい魅力を持たせている一方、そのびっくりするほどの軽さや、ひらりとした身のこなし、それを実現しているパーツ群などを考えると、意外とマニアックな面もあると思います。一方RX3は、フラットバーのロードバイクが持つ走行感と、クロスバイクの乗りやすさをミックスした感じ(クロスバイクという言葉の意味からするとちょっとおかしい言い方ですが)。
なーんてことを少し考えながら、平地を快調に飛ばし、多摩地区ならではなおアップダウンをシャキシャキっと(脳内イメージ)こなし、遠回りしつつ目的地を目指します。
途中、桜の木を見つけたら足を止めて、しばし眺めてみたり。
東京でお花見ライドをやるとしたら、明日の土曜日がラストチャンスかもしれません。日曜日は、今のところ天気予報があまりよろしくない感じなので。
もしお花見ライドをするなら、いかにも桜がキレイ!というような桜並木はきっと人出が多いでしょうから、街中にさりげなくある桜の木を自転車で回ってみるのも楽しいと思います。
個人的には、オオシマザクラ系の、葉っぱと花が当時にある桜が好きです。
過去の「ふたつのESCAPE」についてはこちらからご覧下さい。
GIANTのESCAPEシリーズと楽しむ人のためのWebサイト「ESCAPE USERS」にもまとめています。
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。
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