今年もやってまいりました「20万円で始めるロードバイクライフ」。前回は【グッズ編】を掲載しました。前口上と合わせまして、こちらをご覧下さい。
さて、トータル20万円という予算ですが、グッズ編ですでに「82,308円」となっています。残りは「117,692円」。この金額でどんなロードバイク完成車が買えるのか、希望小売価格ベースでいくつかピックアップしてみたいと思います。
●Bianchi IMPULSO TIAGRA 10SP COMPACT
まず最初に紹介するのはビアンキの「IMPULSO TIAGRA」。価格は税込115,500円です。フルアルミのフレームにシマノ・ティアグラを組み合わせたロードバイク。ブレーキもTIAGRAで統一されているのは良心的です。製品情報はコチラ。
●GIANT DEFY 2
コンフォート指向のエントリーグレードですが、この予算ならDEFY 3ではなく「2」が買えます。価格は税込99,750円。製品情報はコチラ。
●FELT F85
FELTのラインアップの中ではエントリー寄りのアルミフレームですが、テーパヘッドを採用しています。まぁ、個人的にこの奇をてらわないルックスが好みなので挙げたのですが。TIAGRA完成車で価格は税込105,000円です。製品情報はコチラ。
●SPECIALIZED ALLEZ ELITE INT COMPACT
スペシャライズドのアルミレーサー。ちょっと離れたところからみたら、フルカーボンのTARMACそっくりですね。これもTIAGRA完成車で、価格は税込109,000円。製品情報はコチラ。
●Cannondale CAAD8 7 SORA
CAAD10ゆずりのルックスを持つ、キャノンデールのCAAD8シリーズ。ここまでTIAGRA完成車が続いていましたが、こちらのCAAD8 7は9スピードのSORA完成車。価格もちょっと安くて税込99,000円です。製品情報はコチラ。
●KONA HONKY TONK
MTBのイメージが強いKONAですが、この「HONKY TONK」は、なにげに毎年ラインアップされているスチールフレームのロードバイク。9スピードですが、700×28Cと太めのタイヤを履いているので、細いタイヤが不安という人にはちょうど良いかと。価格は税込102,900円。製品情報はコチラ。
●ORBEA AQUA SORA
スペインのオルベアがリリースする入門モデル。SORA完成車で税込88,200円という安さが魅力。105完成車(税込147,000円)もあります。製品情報はコチラ。
●TREK 1.2
トレックなら、アルミフレームのエントリーグレード「1.2」が予算内で買える上限。ソマノ・SORAを中心としたミックスコンポの9スピードで、価格は税込105,000円。製品情報はコチラ。ちなみに上位モデルの「1.5」は税込119,000円なので、今回の20万円縛りではちょっとだけオーバー。
というわけで、とりあえず8車種挙げてみました。
先のグッズ編と合わせて、ひとまず20万円の予算があれば車体から周辺グッズまでひととおり揃えられるということは、わかります(毎年やってますが)。他にもあれば良いものはたくさんありますが、それらは必要になったときに買えばよいでしょう。例えば、今年はケミカル類(オイルとか)を省いてみましたが、おいおい買いそろえたほうが良いのは確かです。
紹介したひとつひとつの商品はどれも安価なもので、いわゆるエントリーグレードというものですが、極端な安物ではありません。また、車体編で挙げたブランド/メーカーはもちろん、グッズ編で挙げたブランド/メーカーもほとんど名の通ったものばかりです。
というわけで長々と2回に渡って書きました。毎年の締め文句ではありますが、何かの参考、イメージを膨らませる手助けになれば幸いです。
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。
ピンバック: 20万円で始めるロードバイクライフ 2013春【グッズ編】 | CyclingEX