週刊マティーノ:身長170センチ以下の人のための自転車選び【PR】
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「どんな自転車が良いですか?」
「軽くて、乗っていてラクで、どこまでも走れるようなものが良いです」
そうですよね。僕もそう思います。でも、“ラク”って何なのでしょう。
文字で表せば“楽”になりますから、“楽しい”気分で乗れるものなのでしょうね。ということは、楽しく乗れる自転車=ラクと言うことになります。それでは、自転車で言うところの楽しさって何なのでしょう。
見た目が綺麗な自転車で走ることが楽しい場合もあるでしょうし、その上でスイスイ走る事が楽しい場合もあるでしょう。自分の想いを込めた自転車でサイクリングするのはとても楽しいものです。でも、結局の所は乗っていて辛い自転車は決して楽しくないだろうと思うのです。
特に100km以上を目指すサイクリストにとって、フレームの剛性感とジオメトリはとても大事です。
私の経験上、170センチ以下の身長ではその違いというのは特に大きく影響すると思います。ほとんどの自転車メーカーがフレーム製造時に評価用で製作するのは大きなサイズです。身長で言えば180センチ前後の人が乗るサイズ。製品として流通するまでの間、ほとんどのメーカーでは我々が乗る小さなサイズは試作もされない場合が多くあります。小さなサイズは難しい…と言われるゆえんはこんなところにもあるのです。