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  • 投稿の最終変更日:2012年12月10日
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121210 maps

アップルのiOS6が標準搭載する地図アプリのダメさ加減については、今さら触れるまでもない感じなのですが、ところによっては「命に関わる」と注意が喚起されています。


iPhone地図アプリ「命に関わるから使わないで」、豪警察が警告 国際ニュース : AFPBB News

【12月10日 AFP】オーストラリアの警察当局は10日、米アップル(Apple)のスマートフォン(多機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)」の新機種に搭載されている地図アプリを使用しないよう、ドライバーらに警告を発した。地図の間違いによって死亡する危険があると指摘している。


記事によれば、

ビクトリア(Victoria)州警察によると、ここ数週間に同州内陸部の町ミルデューラ(Mildura)へ行こうとした車が「道を外れ」、国立公園の真ん中へナビゲートされてしまう事態が相次いだ。警察の声明は、「同国立公園内は飲料水の供給がなく、気温は摂氏46度にまで達することもある。人命に関わるかかわる事態になりかねず、警察では非常に懸念している」と述べている。

……とのこと。


Google Mapsで確認してみます。




大きな地図で見る

右上にミルデューラ、左下にマレー・サンセット国立公園。明らかに違う場所です。そして国立公園は何にもなくて、発見されていない人がいてもおかしくないレベルです。


iOS6のマップの品質の問題は、Appleのエンジニアリングにあるという見解があります。とにかく現状では使い物になるレベルではなく、Appleのティム・クックCEOが謝罪コメントまで出したのは皆さんご存知の通りです。


アップル – マップについてのTim Cookからのメッセージ

Appleは、お客様に最高の体験をお届けする、世界で最高レベルの製品を作ることに取り組み続けています。しかし、先週提供を開始した新しいマップは、自分たちに課したその基準に達することができませんでした。お客様にご迷惑をおかけてしていることに対し、心よりお詫び申し上げます。現在私たちは、マップをより良いものにするために最善を尽くしています。

(Gen SUGAI)









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