23日の勤労感謝の日は、茅ヶ崎中央公園で開催された「ちがさき ヴェロ・フェスティバル」におじゃましました。
ちがさきVELO FESTIVAL(ヴェロ・フェスティバル) 2012年11月23日開催
「ちがさき VELO FESTIVAL(※VELOはフランス語で自転車)」は、自転車利用促進、安全啓発活動に積極的に取り組んでいる「自転車のまち」茅ヶ崎市とその活動を広く全国の人に知ってもらう自転車の都市型総合イベントです。
午前のメインイベントは、別府史之選手ほか12名で行われたエキシビジョンのクリテリウム。
茅ヶ崎市長の先導でクリテリウムがスタート。
短いコースと少ない人数ですが、なかなか見応えがあります。
あいにくの雨模様。クリテリウムの間は小降りでしたが、選手の顔やウェアはすぐに汚れていきます。
スタート/ゴールは歩道を封鎖していて、狭くてすべりそうですが、結構なスピードで選手が駆け抜けていきます。
地元の人たちから「フミー!」の声援が飛びます。
スプリント勝負。
フミが勝利!
余裕のガッツポーズ。
午後のトークショーでロンドンオリンピックを振り返るフミ。
自転車の楽しみと安全についてのパネルディスカッションで登壇した、ノンフィクション作家の小松成美さん。
服部信明茅ヶ崎市長は、地元高校生がデザインした反射素材付きレインコートを着て登壇。このレインコートは、雨の日の貸さし運転をなくす目的で作られたそうです(関連記事)。
イベントの特別協賛、au損保からは柳保幸・専務取締役が登場。
茅ヶ崎は神奈川県下では自転車事故の多い自治体だったそうです。今では、自転車通学の高校生のルール遵守、マナーアップ等の取り組みが功を奏しているようですが、視聴は「おじさん、おばさんが(ルール、マナーを)守ってくれない」と話していたのが印象的でした。本当は大人が手本にならなくてはいけないのですが。
雨の中、MTBトライアルショーを午前と午後の2回披露してくれたのが、オカッピーこと岡村周治さん。
午後の本番前、公園の隅で黙々とウォーミングアップする姿!
手作り感の強い小さなイベントでしたが、短い距離とはいえ茅ヶ崎中央公園の外周道路を封鎖してクリテリウムを開催するという「実績」ができたのはすばらしいことだと思いました。
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。