「自転車で遠くへ行きたい。」でおなじみ、@pedalfar こと米津一成さんの最新刊は、小説!
タイトルは「追い風ライダー」です。
自転車小説を書きました。タイトルは「追い風ライダー」 – 自転車で遠くへ行きたい。
ロードバイクに乗り始めてから走った様々なコース、沢山見た景色、そこで出会った人たち、自転車を通じて知り合った多くの自転車乗りの方々、そんな記憶の断片が重なり合い、つながり、このストーリーになりました。
帯に書かれたコピーは「自転車は、人生も遠くまで連れて行く。彼と彼女と自転車の、勇気と再生のストーリー」。ちょっと気恥ずかしいコピーですが、著者的には、まさにそういうストーリーを書いたつもりです。
米津さんが小説を書いているという話は、だいぶ前にご本人から伺っていました。やっと出ましたね(笑) まずはおめでとうございます!
米津さんは自身のブログで次のように書かれています。
3つめのストーリーは、人生の折り返し地点に立った二人の中年男性の、それぞれの人生の「折り返し方」をテーマにしています。ストーリーを考えながら何度も荒サイを走りました。
サドルの上で書かれたといっても過言ではない?かも?
感想は……もし本人に会う機会があったら直接言おう(笑)
細かいディティールに米津さんの趣味が見受けられるような気がして、ほくそ笑みながら読んでましたけど。
徳間書店より、本体1,320円+税にて発売済みです。
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。