昨日はESCAPE AIRのディティールを紹介しましたので、今日はESCAPE RX3(税込54,600円)のディティールを。
今回お借りしているのは、500mmサイズのブルー。カタログでは465mmで10.5kgとなっているので、ワンサイズ大きいこの実車は、それよりはもうちょっと重いはずです。
R3やAIRと比べるとかなりボリュームのある、そしてカクカクとしたデザイン。ヘッドチューブは長めです。
エルゴノミック形状のグリップは、AIRと比べればずっと固め。形状、固さともどちらが良いかは好み次第でしょうか。
この価格帯のクロスバイクとしてはスポーツ性の高いサドルです。
アルミ製でストレート形状のフロントフォーク。
RX3のホイールは、AIRよりもスポーク本数が多いものです。
太くて多角形のダウンチューブ。
トップチューブも太い。
上から見るとこんなカタチ。
シートステイ、チェーンステイは直線的。なお、ブレーキセットはシマノ・M422。※尾灯は私物です。
シフターはシマノ・M310。
リアディレーラーはシマノ・アセラ。
クランクはシマノ・M361で、チェーンガード付き。フロントディレーラーはシマノ・M191です。
昨日のAIRの記事と見比べていただくとわかりますが、RX3はAIRよりもスポーティーでボリュームのあるデザインのフレームであること、変速系のパーツにシマノが使われていること(AIRはSRAM)が大きな違いです。こういった違いが、乗ったときも体感できるのかどうかが、気になるところ。価格もすごく近いですしね。
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。