今回はラレー(Raleigh)の2013年モデル。相変わらず各国で独自モデルを展開していて、ラレージャパン=新家工業、ということになります。
●RSW Special(RSP)
20インチ、451サイズのホイールを履いたツーリング車のたたずまいが、個人的に気に入りました。
フェンダーを装備。実際にはスキンサイドのタイヤになるそうです。
補助ブレーキレバー装備。
シマノ・2300のリア8速仕様で、シフターはダブルレバー。
カラーはグロスブラックとアイボリー。重量は11.7kg。価格は税込79,800円です。
●Carlton-MU(CMU)
意外と言っては失礼ですが、フルカーボンのロードを3モデルも用意してきました。「最新のカーボンフレームに乗りたいけど、派手なものはいやだ」という、ニッチなところを突いています。こちらのCarlton-MUは、スリムなフレームに電動アルテグラをアッセンブルしています。
サイズは470、500、530、560mmを用意、カラーはパールホワイトのみ。価格は税込315,000円。各ブランドの2013年モデルで多く見られる「30万円台前半のフルカーボン+電動アルテグラ仕様」です。
●Carlton-M(CRM)
こちらはシートステーがやや湾曲したデザインのモノコックフレームに、シマノ・105をアッセンブル。
サイズは470、500、530、560mm、カラーはカーボン×ホワイト、価格は税込199,500円です。
●Carlton-E(CRE)
そしてこちらは、やはり2013年モデルで数多く見受けられる「フルカーボン、ティアグラ、15万円」の1台。
無所属感すら漂うシンプルなデザインです。コンポーネントはティアグラですが、STIは105。ブレーキはテクトロなど使わずに、ティアグラを採用しています。サイズは470、490、520、550、580mmと比較的多めに用意されています。カラーはグロスブラックのみ、価格は157,500円です。
●Trent Sports(TRS)
最後に紹介するTrent Sportsは、クロモリフレームに内装変速を組み合わせたモデルとして、過去数年に渡ってラインナップされてきました。
2013年モデルでは、インター8から新型インター5に変更されました。
ハンドル周り。
カラーはグロスブラックとアイボリーがあります。ホイールはグロスブラックのエアロリムが正しいものです。
サイズは440mmと510mm(水平換算トップで535と548)なので、ちょっと小さめ寄りですね。重量は11.6kg。価格は66,150円です。
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。