前回、ハンドルバーへの取り付けまで行った、JVCのスポーツカム「ADIXXION GC-XA1」。



いよいよ走行シーンを撮影してみます。ちなみにこの製品は下記の動画サイズに対応しています。



FHD:1920×1080/30fps
HD(960P 30):1280×960/30fps
HD(720P 60):1280×720/60fps
HD(720P 30):1280×720/30fps
WVGA:848×480/30fps


ウリはもちろんFHDモードの1280×960 30Pなのですが、YouTubeにアップしてブログに貼付ける用途として考えると、サイズが大きすぎると考え、今回はHD(720P 30)モード、1280×720/30fpsで撮影しました。フルHDの動画はまた改めて。


夕方、川沿いや里山の道を走るところを撮影してみました。埋め込み動画にあるYouTubeのロゴをクリックするとYouTubeで閲覧できます。「チャンネルの品質」で720Pを選ぶこともできます。。


まずは、カメラのデジタル手振れ補正(DIS)をオフにした状態。



ここからは、DISをオンにした状態。



前回も書きましたとおり、ハンドルバーマウントは360度回転します。



そして夜間。



街灯などがもやっとしてますね。さすがに街灯の少ない路地等を走っているときは、路面がわからないほど暗い映像になっています。表通りなら使えそうです。なお、ライトの光がチリチリしてるのは、カメラのせいではなく、私がLEDライトを強弱高速で切り替えるモードで使用しているためです。


少なくとも陽の出ている間の映像品質に関しては、今回は720P/30fでの撮影でしたが、十分満足できるものです。逆光時も、GoPro HD HERO2ほどではありませんが、なかなかきれに撮れているんじゃないかと思います。また、舗装路を走っている分には、オプションのハンドルバーマウントにも不安がありませんでした。360度首を振ることから心配もしたのですが、とりあえず今回は問題無しです。


ここで、無線LAN機能についても触れておきましょう。カメラをヘルメットやゴーグル等に取り付けてしまうと、せっかくのモニターが見えなくなるので、画角の確認すら行えません。静止画を撮るときなんかも困ってしまいます。そこで無線LAN機能です。GC-XA1は、無線LAN経由でスマートフォンと接続して、スマートフォンからモニタリングしたり、カメラをコントロールしたりできます。


スマートフォン側には「WiVideo」という無料アプリをインストールします。iOS版とAndroid版があります。



カメラのメニューに「無線LAN」メニューがありますので、それを選択。



モバイル用無線LANをオンにします。



Direct Modeを選択します。すると無線LANのIDをパスワードが表示されますので、スマートフォンでその無線LANに接続します。


そしてWiVideoを起動します。



カメラが検出されると、このように表示されます。



カメラから映像が届きます。T/Wでズームできます。ビデオカメラアイコンをタップすれば動画が、その下のカメラのアイコンをタップすれば静止画が撮影できます。


なお、iPhoneからDirect Modeでカメラの無線LANに接続できないケースがありました。他の無線LAN等の電波干渉に弱いのかもしれません。また、動画・動画の再生もスマートフォンからできるのですが、動画は読み込みに時間がかかったり、アプリが落ちたりすることがありました(iPhoneの場合)。


カメラ側で無線LANを起動させるのではなく、他の無線LANネットワークを介して接続する場合や、パソコンと無線LANで接続する場合には、パソコンを使って設定する必要があります。そしてそれに必要な同梱ソフトウェアがWindows版しかありません。現在私はWindowsを使っていないので、確認することができませんでした。また、このADIXXION GC-XA1から無線LANを介してUstreamでライブ配信も可能だそうです。これも、Windows用のソフトでしか設定ができません。


JVCのWebサイトに取扱説明書がアップされていますので、このあたりが気になる方はご確認ください。


(Gen SUGAI)







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