先日、ブリヂストンアンカー(ANCHOR)の2012年モデルの展示会がありました。
まず、目立つのがこちらのニューモデル、RIS9。RHM9の後継となります。
テーパーヘッドやプレスフィットBBといったトレンドを採用、シフトワイヤーはダウンチューブに内蔵、電動Fメカに耐えうる台座を用いるなど、保守的なアンカーにとってみれば、まさに新機軸といった感じ。
斜め前から。
ただし!現状ではモックアップ。デュラエース完成車が715,000円、フレームセットが295,000円、アルテグラ完成車が470,000円(すべて税込)という価格と、2012年3月発売予定というスケジュールこそ発表されているものの、この写真に写っている車体は「モックアップ」とのことでした。カタチも大きく変わる可能性がありそうです。
マティーノさんのブログにも詳しく出てるので、どうぞ。
秋の展示会行脚 2012アンカー編 – Blog di Mattino
続いてRFX8のフレームセットだけに用意される特別色。
価格は180,000円(フレームセット、税込)です。
一時期ほどではないにせよ、人気のRNC7 EQUIP。
105完成車で、価格は240,000円、フレームセットは160,000円(ともに税込)。
安いほうのRNC3も「RNS3 SPORT」として健在。
ティアグラ完成車で155,000円、フレームセットは90,000円(ともに税込)。
ネオコットクロモリといえばこちらも忘れずに。XNC7 ELITE。
価格は290,000円(税込)。フレームセットは110,000円(税込)。
しかしいちばんの注目モデルは、コレでしょう。
全日本選手権を制し、世界選手権でも23位と大健闘した、山本幸平選手も使用するXIS9。完成車重量はペダル無し、440mmサイズで9.5kgとなっています。
XTRの2×10仕様で完成車価格は670,000円、フレームセットは190,000円(ともに税込)。
最後に女性向けモデルの中から、RFA5W SPORT。
通常のRFAシリーズは2012年モデルも継続。こちらはその女性向けバージョンとなりますが、女性専用のジオメトリやパーツアッセンブルはもちろん、ダウンチューブとチェーンステーの外径も細くして、剛性をあえて落としてあるとのこと。
サイズは385mmから、ハンドル幅は360mmから用意。クランクは165mmです。
ティアグラ完成車は150,000円、フレームセットは95,000円(ともに税込)です。
アンカー公式Webサイトの更新はまだですが、販売店には資料がありますので、気になる方はアンカー取扱店に行って聞いてみよう!
(須貝弦)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。