フォールディングバイクの超有名ブランド「DAHON」から、まさに「飛び出した」と言えるかたちで設立された新ブランド「Tern」。
そのTernが日本国内でのラインアップを発表しました。
●Verge X20
SRAM RED(前2×後10段)を搭載した20インチのフラッグシップ。重量は9.3kg。価格は税込315,000円。
●Verge X30h
SRAM DualDrive IIとシマノ・アルテグラを搭載したモデル。重量は10.3kg。税込199,500円。
これがDualDrive II搭載のリアメカ周り。内装3段ハブに外装10段のスプロケットが取り付けられている。つまり30段変速。内装3段がふつうのコンポのフロント変速のような役割を果たす。
●Verge S11i
シマノ・アルフィーネ11搭載モデル。税込207,900円。重量は12.3kgとややかさむが、個人的にはコレがいちばんほしい。
ちょっと変わったチェーンカバー付き。チェーンそのものにカバーがついてる感じ。「BioLogic FreeDrive」という。追記:このカバーは取り外せます。
ハンドルの折りたたみレバー。
●Verge Duo
こちらは2段変速モデル。SRAMの自動変速システム搭載。重量11.3kg、価格は税込93,450円。
これがその自動変速内装ハブ「SRAM Automatix」。そしてこのモデルも「BioLogic FreeDrive」採用。最初ベルトドライブかと思いました。
内装ならではのシンプルなルックス。追記:リアブレーキはコースター。
●Verge X10
SRAM X9採用のモデル。1×10の10スピード、重量9.7kg、税込178,500円。
X9のホワイトモデル。
●Verge P18
すみません写真ないです。カタチはこちらでご確認を。
Vergeシリーズのフレームでシマノ・ティアグラ搭載。2×9の18スピード、重量11.6kg、税込126,000円。
●Link P9
比較的お求めやすいLinkシリーズ。9スピード、重量11.5kg、価格は税込90,300。
●Link D8/Link Uno
8スピード、重量12.1kgの「D8」が税込61,950円、シングルスピードの「Uno」が重量11.5kg、税込61,950円。
畳まれた状態のの「Link D8」。こうやってみると、まんまDAHONだが(笑)
Unoの画像は本国サイトで。
●Eclipse P9
こちらは24インチホイールのモデル。機械式ディスクブレーキ採用、9スピード、重量13.0kg、税込105,000円。
●Joe D24
写真なくてすみません、26インチモデル、3×8の24スピード、重量14kg、税込66,150円。
といっても本国サイトで見られます。
ということで、駆け足でTernのデビューを飾る2012年モデルを駆け足で紹介しました。
取り扱い代理店はサイクルクリエーションに決まりましたが、日本語Webサイトはまだできてません。日本未導入モデルを含め、情報は本国サイトで見ることができます。
Twitterのほうでは、日本語で情報発信が行われています。
Tern Bicycles Japan (tern_jp) は Twitter を利用しています
(須貝弦)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。