ミニベロネタが続きますが、先日のMINI LOVE会場で見かけた、アラヤ・マイクロハリー。
70年代の自転車なので知っている人も少ないかと思います。ところがアラヤがラレージャパンのWebサイトで過去のカタログを公開していたのです。
アラヤのサイクル事業部では、前に述べたランドナータイプのミニベロが愛好家だけでの間で好まれていた1970年代に、既にダイヤモンド型フレームのミニベロをマイクロハリーと言うネーミングで、量産車として発売してたことがありました。それもご丁寧に12インチ、14インチ、16インチの3サイズ展開です。12インチなどは非常にコンパクト(コンパクトすぎ!!) でありながら、ドロップハンドルを装備したもので、こうなれば乗り物と言うより完全なホビーアイテムです。16インチは前述のツーリングタイプ。ドロヨケも標準装備されたものでした。
そして当時のマイクロハリー(12インチ)のカタログ。
セダンのトランクに収まってます。
モーターサイクルでいえばモンキーとかゴリラとかと同じような、レジャー&ホビーの世界だったんでしょうね。
(須貝弦)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。