街乗りMTBもいいもんです
筆者がかつて所有した自転車の中で「あれは良かったなぁ」と思うもののひとつに、街乗りMTBがあります。

2003年モデルのシュウィン・シエラという自転車で、ジャンルとしては街乗りMTB、もしくは26インチのコンフォートバイクに入ります。希望小売価格は確か4万円弱でした。フカフカのサドルや動きすぎるフロントサスペンションはご愛嬌(はじめての人にはわかりやすい“快適性”なんですよね)といったところですが、ママチャリ以上、クロスバイク未満というキャラクターは街乗りにぴったり。何よりもタイヤが太い安心感が良いですし、フロントギアをアウターにしてしまえばかなりスピードも出ます。当時通っていた編集プロダクションに置いて、仕事の移動用に重宝していました。
また、都心以外では世の中には案外未舗装路や舗装の悪いところがあるものです。そういうところでは、街乗りMTBが活躍します。
そんなわけで、今回は街乗りMTBをいくつかピックアップしてみました。
(さらに…)ソレとコレとはどう違う?:GIANT ESCAPE R3.1とESCAPE RX3の場合
久々にやってまいりました「ソレとコレとはどう違う」シリーズ(シリーズだったんかい)。今回は、2011年モデルのクロスバイク市場をリードするGIANT ESCAPE R3.1と、同じくGIANTのESCAPE RX3を比較してみたいと思います。
まず、ESCAPE R3.1は、定番中の定番モデルであるESCAPE R3のバリエーションモデル。クロスバイクと言えば「MTBとロードバイクのいいトコ取り」と言われつつ、ようするにMTBのフレームをベースに700Cにしたモノが多かった2005年に、ロードバイクに近いコンパクトで軽く、それでいて乗りやすいジオメトリーのフレームをひっさげて登場したのが、初代ESCAPE R3でした。
そして多少の改良が重ねられた2011年モデルにおいても「よりロードバイクに近いクロスバイク」という位置づけは、変わりがありません。

クロスバイクとしてはホイールベースも短くて、それはそのまま軽快なコーナリング性能につながっています。加速もなかなかダイレクト感があり、一方で安いアルミフレームにありがちな「重くて固いだけ」というわけでもなく、適度なショック吸収性もある……という絶妙なさじ加減で成り立っているのが、ESCAPE R3やR3.1なのです。
(さらに…)サイクリスト一人一人の力を。「Cyclists Pray For JAPAN」
立ち上がってだいぶ日にちが過ぎましたが、まだ記事では紹介していませんでしたので、3週間目のこの機会にお伝えします。
このたび東北太平洋沖地震の発生に際し、被害を受けられた皆様に謹んでお見舞い申し上げます。
被災された地域でも多くのロードレースが行われており、地元の方々にはこれまで多くの応援を頂いてきました。
サイクリスト一人一人の力を集めることで、より多くの支援、応援メッセージを届けられるよう、
Cyclists Pray For JAPAN を立ち上げました。一人一人できることは異なるかもしれませんし、方法も違うかもしれません。
しかし、その思いは一つだと思います。
世界中のサイクリストが日本へ向けてもらえる思いを集め、届ける窓口になれればと思っています。