GIANT(ジャイアント)が、東日本大震災の被災地に特別仕様のMTB1,000台を無償提供すると発表しています。
2011 Giant Bicycle INFORMATION | 東日本大震災復興支援にMTB1000台を提供。
株式会社ジャイアント(本社:神奈川県川崎市中原区、代表取締役社長:李 瑞發)と
ジャイアントグループ(www.giant-bicycles.com)(本社:台湾省台中懸大甲鎮)は、
被災地での使途を考慮した特別仕様のマウンテンバイク、合計1,000(一千)台を
被災地域に無償提供します。スポーツ自転車メーカーであるジャイアントとしてお役に立てることを検討した結果、
当面道路の舗装整備が困難と想定される被災地において復興に奔走される被災者
ならびに団体職員、ボランティアの皆様の移動手段として有効な「マウンテンバイク」
を提供することといたしました。
詳しい納入先は追って発表されるとのこと。
ベースとなるのは街乗りMTBの「ROCK」。キャリアを標準装備、被視認性が高いイエローxレッドのフレーム色を採用し「震災復興支援品」の文字が入ります。ちなみに、通常モデルの「ROCK」はコチラです。
今月末には1,000台のうち800台を納入予定というのですから、さすがです。
GIANTだけでなく、多くの企業が自転車を提供し(例1 例2・PDF 例3)、また、放置自転車を整備して被災地に送る自治体も複数あります。これらの自転車が、被災地の方々の役に立つことを願っています。
(須貝弦)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。