活況が伝えられる電動アシスト自転車の市場。今年1-6月の販売台数では、電動アシスト自転車が二輪車(エンジン付きのバイク)を抜いたとのことです。
自転車産業振興協会と日本自動車工業会の資料によると、10年1―6月の国内累計販売・出荷台数は、電動アシスト自転車が20万6774台で、2輪車の19万4147台を超えた。電動アシスト自転車は、08年に原動機付き自転車の販売台数を上回ったが、2輪車全体を抜けば通年で初となる。
電動アシスト自転車は、すでに原動機付き二輪車の販売台数を上回っていましたが、ついに二輪車全体を上回るとは。
もっとも、電動アシスト自転車が売れているだけではなく、二輪車の市場が劇的に縮小しているということも影響しているのですが。
国内バイク市場、ピーク時の1割程度まで落ち込む : ニュース : @CARS : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
若者のバイク離れというだけではなく(そもそも若者が減ってるわけだが)、原付スクーターで買い物に行く奥さんというのも、都市部では以前ほど見かけなくなったように思います。
(須貝弦)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。