これ、サイクルショップの店内なんですよ。
7月10日(土)にオープンする国内4店舗目のジャイアントストア「ジャイアントストア二子玉川」の内覧会におじゃましてきました。ジャイアントストア二子玉川は、多摩サイ沿い、しかも二子玉川駅から徒歩2分という絶好の立地にあり、初級〜中級者向け、中でも女性をとくに意識したショップ作りが特徴です。冒頭の画像は、女性サイクリストのためのコスメ/ケア用品というわけです。
東急田園都市線/大井町線・二子玉川駅のすぐそばです。
このプロジェクトは、GIANTの女性チームが手がけています。
株式会社ジャイアントの栂瀬雅月さん(右)から「サイクリストの拠点地」、そして「女性も楽しめるサイクリングストア」という、このストアのコンセプトなどの紹介。そして日本のプロジェクトチームのメンバーの紹介がありました。
台湾本国で女性サイクリストのためのプロジェクトに関わっている、マーケティング担当・Nikki Janさんも来日。台湾の女性の間でサイクリングがムーブメントとなっていること、女性サイクリストのためのプロジェクト「Liv/giant」を展開していること、台湾ではそしてこのプロジェクトをグローバル展開をおしすすめる上で、まず東京・二子玉川という土地が選ばれたことなどが話されました。
GIANT本国には副社長・Bonnie Tuさんという女性がいらっしゃいます。彼女が「Liv/giant」においてグローバルなリーダーシップをとっているそうです。台湾ではすでに「Liv/giantストア」を3店舗オープンさせています。
ひとまず、店内を観察。
1階は初心者〜中級者向けの完成車の展示が中心。
ロードバイクやクロスバイクが置かれていました。
メカニックブース。
多摩川をモチーフにしたデザインが施された階段を上がると…
そこは「Liv/giant」のコンセプトを具現化したフロアになっていました。
女性向け完成車が何台か展示されています。「え?GIANTの日本のラインアップに女性向けってあったっけ?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、2011年モデルとしていくつかリリースされるようですよ。詳細を楽しみにしましょう。GIANTは世界最大規模のスポーツサイクルメーカーですが、本拠地は台湾。つまり「アジアの女性のための製品作り」ができるわけですから、期待が持てます。
街乗りに適したコンフォートバイク等もあるので……
そこはご安心を。
アパレルは、いわゆるサイクルジャージから、
カジュアルなものまでありました。
もちろんヘルメットやアイウェア等もあります。
とまぁそんな感じの2階の「Liv/giant」フロアは、女性による女性のためのフロア作りが徹底されていました。
全体の印象としては、これからスポーツサイクルを始めたいと思うビギナー、そして女性ユーザーが、実際に自転車を買うにあたって、そして買った後、相談をしにいくのに良さそうだと感じました。たくさんのモノを在庫して、いっぱい売って……という場所ではありません。そういうニーズは他のショップでもいくらでも満たせますものね。
ストアを案内してくださった栂瀬さん、Nikki Janさん、ありがとうございました。
最後にNikki Janさんから「ぜひ見て」と言われたのが「Liv/giant」の台湾版Webサイト。GIANTの女性チームの本気が伝わってきます。
「ジャイアントストア二子玉川」は、7月10日(土)オープン。所在地や営業時間等は、ストアのWebサイトでご確認ください。
ジャイアントストア二子玉川
(須貝弦)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。