前回シートピラーとサドルを交換したESCAPE R2。しかしその後、思わぬ?事態が。
20kmくらい乗っただけで、尻が痛いではありませんか(笑) ピラーはITMのミレニアム、サドルはサンマルコのストラーダ、どららももともとロードバイクで、何の問題も無く使っていたにも関わらず、です。おそらく、ESCAPE R2は筆者が所有しているロードバイクよりもハンドルが近く、高く設定してあることで、サドルにどっかりと座るようなかたちになり、それで尻が痛いのでしょう。
じゃぁ、もっと前傾姿勢にしちゃう? それともシートピラーとサドルを元に戻して快適志向にする?
出した答えはコレ。
シートピラーはITMのミレニアムのままで、サドルは純正に戻しました。
このサドル「スピードグルーブ アジャスト」という商品名です(税込5,250円)。
弾力のあるサドルです。本格的なスポーツライディングに使用するには、ムニッとした感じが邪魔かもしれませんが、街乗りやポタリング主体、しかもどっかりと座るとなると、ストラーダなんかよりは適しています。「アジャスト」という名前のとおり幅が調整できるのですが、この幅は3段階のうちもっとも幅広に設定しました(最初はもっとも狭くしてあった)。
このESCAPE R2に関しては、クロスバイクらしい安楽さは残しておきたいので、当面はこの組み合わせでいってみようと思います。
ちなみにストラーダはアンカーカーボンに再度装着されました。
(須貝弦)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。