●ロードバイクを楽しむならグッズも充実させよう
ロードバイクでの走りを安全かつ快適に楽しむためには、自転車本体だけではなくグッズ類が必要です。ロードバイクを購入するときには、これらのグッズも予算に入れておきましょう。
転倒時などに頭部を保護するヘルメット。必須と言えます。
日差しを和らげるだけではなく、飛んでくる小石などから目を保護します。
ハンドルを握る手への負担を和らげます。転倒時に手のひらを守ることもできます。
実は、ロードバイクの多くがペダルの無い状態で販売されています。自分の好きなペダルを選びましょう。シューズをペダルを固定するビンディングペダルが一般的(クリートは、ビンディングペダルを使う際にシューズに取り付ける部品です)。ビンディングは怖いと思う方もいますが、少し練習すれば大丈夫です。
ビンディングペダルで乗る場合は、シューズとペダルを固定する金具(上記の“クリート”)を取り付けることが可能な専用シューズを用います。
夜間走行する場合はライトが必須。ロードバイクで無灯火なんて(ロードバイク以外でもですが)、絶対にありえません!
愛車の盗難防止に!
出先でのトラブルに対処するために、パンク修理キットと携帯工具を持ち歩きましょう。予備チューブも忘れずに。
携帯ポンプがないと、出先でパンクしたときに空気を入れることができません。
携帯工具や予備のチューブなどは、サドルに取り付けるバッグに収納しましょう。
スピードや距離を知ることができます。
水分補給は必須です。自転車用のドリンクボトルとボトルケージを用意しましょう。
携帯ポンプはあくまでも緊急用。家で空気を入れるときには、高い空気圧を入れることができるフロアポンプが必要です。
機能性に優れた自転車用のウェアがたくさん出ています。普段着とは雲泥の差です。「ぴちぴちのジャージはちょっと……」という人でも、最近はカジュアルなものも増えてきているので心配いりません。
さぁ、こうやって挙げていくとかなりのアイテム数になりましたね。それぞれの価格に関してはピンからキリまでありますので書きませんが、だいたい7万円〜10万円くらいにはなるのではないでしょうか。もちろん、今までクロスバイクに乗っていて、ヘルメットや空気入れなどを持っていた場合は、ある程度はそのまま流用できます。
グッズ類の予算の目安としては、やはり「10万円」ということになるでしょう。つまり、ロードバイクが欲しいと思っている方の予算が「30万円」だった場合、そのうち10万円はグッズで費やされますので、ロードバイク本体にかけられる予算は「20万円」ということになるのです。
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松戸:ベロシステノブ|町田:たかだフレンド|川越:シクロガーデン
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。