ロードバイクというジャンルの中でも、近年は細分化が進んでおり、いくつかのタイプに分かれています。先の「自転車選びの前に考えること」でも触れたように、自分がロードバイクに乗るシーンを想像し、それに合ったロードバイクを選択しましょう。今回は大きく分けて3つのジャンルを紹介します。
ロードバイクの基本は、やっぱりレース用バイク。低くて遠いハンドルポジションで、前傾姿勢を取りやすくなっています。また、ホイールベース(前輪と後輪の距離)が短くなっていて、鋭いコーナリング性能を持っているものが多いです。
レースに出るわけではないけれど、長い距離を速く走りたい……近年、そんなニーズが世界的に高まっています。そこで登場したのがコンフォート向けの、ロードレーサー“ではない”、ロードバイクです。レース向けに比べると、ハンドルが少し近く、そして高い位置になっています。これによって、前傾姿勢がきつくならず、リラックスして乗ることができます。また、ホイールベースも少しだけ長めになっていて、安定感を重視していることが多いです。
●トライアスロン向け
FELT B2(税込572,250円)
ロードバイクが欲しい!という動機の中で根強いのが「トライアスロンにチャレンジしたい」というもの。トライアスロン用のロードバイクは、エアロ性能を重視したデザインのものがほとんどです。
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松戸:ベロシステノブ|町田:たかだフレンド|川越:シクロガーデン
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。