●プロショップには自転車好きが集まっている
ロードバイクを買ったら、とにもかくにも走りましょう! 高級なロードバイクを部屋に飾っておく「床の間バイク」なる趣味もあるようですが、自転車は走ってナンボ。どんどん走りにでかけましょう。
プロショップには多くの自転車好きが集まっていますし、ショップを母体とするチームも数多くあります。ショップに集まる人たちといっしょに走りに行けば、ロードバイクのライディングテクニックを磨くことができますよ。
とくに乗りはじめてすぐの頃は、自分で思っている以上にフラフラと走っていたり、バランスの悪いフォームで乗っていたりするものです。上級者といっしょに走ることで、もしおかしいところがあれば周囲が指摘してくれますし、他の人が走る様子をつぶさに見ることができるので、スキルアップへの近道なのです。
また、自転車で路上を走る際には、安全を保つためのさまざまなルールやテクニックがあります。ハンドサイン(手信号)の出し方や、集団での走り方など、一人で走っていてはなかなか身に付かないようなことも、仲間といっしょに走ればすぐに理解できるでしょう。
「たかだフレンド」の高田店長は「チームの練習会に参加すれば、走り方のチェックをすることもできます。ロードバイクで速く走りたい、強くなりたいという人はぜひ参加してください。また、いきなり練習会に出るのは不安という方も、まずは気軽に相談して欲しいです」と語ります。
レースやイベントに出るのが好きな人や、長距離サイクリングが好きな人、逆に、のんびり走るのが好きな人など、プロショップにはいろいろな人種が集まっています。ロードバイクを購入する際には、そのショップの他のユーザーたちがどんなふうに走っているのか、ショップのスタッフに聞いてみるのも良いでしょう。
●おわりに
さぁ、ここまで、ロードバイクライフの始め方についていろいろとご紹介してきましたが、ご自身がショップへ足を運び、ロードバイクを購入し、そして走っている姿がイメージできたでしょうか。もちろん、これを読んだらすべてがわかる……というつもりもありません。ロードバイクが欲しい!と思ったなら、ぜひプロショップと呼ばれる専門店に足を運び、スタッフに相談をしてみてください。すべては、そこから始まります!
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松戸:ベロシステノブ|町田:たかだフレンド|川越:シクロガーデン
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。