前回の記事でビンディングペダルを取り付けた以外、納車時からほとんど変化の無い長期インプレ車のGIANT ESCAPE R2。しかし、そろそろ「なんかイジりたいな」とか「見た目を変えたいな」という欲求が出てきました。今回は機能面とルックス面の両方から、少し妄想したいと思います。
ESCAPE R2の2010年モデルにはブラウンと明るいグリーンの2色があって、個人的にはダークカラーが好きなのでブラウンを選択しましたが、周囲からは「地味ぃ」などと言われています。いやいや、フレームはダークカラーを選択して、将来的にワンポイントで明るい色を使いたいと考えた上での選択でした。
実際に乗ってみると、ESCAPE R2にアッセンブルされているパーツにまったく不満がないわけではなくて、いくつか交換して機能向上を果たしつつ、色遊びもしたいな〜と思うわけです。
で、まず機能面。何を交換したいかというとグリップとサドルです。ESCAPE R3やR2にはエルゴノミック形状のグリップが付属します。これは短距離を走る分には握りやすくて良いのですが、ある程度の距離を超えると握り方の自由度の低さが気になってきます。
サドルは、ESCAPE R2には幅を3段階に調整できるサドルが採用されていて、これは便利だし値段からすれば自分の尻には合ってくれているほうだと思いますが、(普段着で乗ることがあるにしても)もうちょっとスポーティで軽いものでも良いでしょう。シートピラーをサスペンションタイプから通常のものに交換するのと併せて、軽量化したいという気持ちもあります。かつ、色合わせもしたいと(笑)
というわけで、色遊びの話。検討(妄想)するにあたり、私が常に念頭においているのが、GIANTが近年必ず追加する春のニューカラーや限定カラーです。2010年モデルで言えば、ESCAPE R3.1というモデルがありますから、参考になります。グリップやサドルに白を使うとアクセントになって良さそうです。
CyclingEX: GIANT2010年モデル、トリガーシフト採用のESCAPE R3.1登場
過去のモデルも参考になります。
![100204_001 100204_001](https://cycling-ex.sakura.ne.jp/typepad_images/new_macforest_typepad_jp/a/6a012875710d74970c0128775a5284970c-800wi.jpg)
これ、2007年モデルESCAPE R3における、春の新色のひとつですなのですが、サドルとグリップが通常のブラックではなくブラウンになっているんですね。さらに2007年には、
![100204_002 100204_002](https://cycling-ex.sakura.ne.jp/typepad_images/new_macforest_typepad_jp/a/6a012875710d74970c0120a8581602970b-800wi.jpg)
このように赤いサドルとグリップを採用した「ESCAPE R3 ROSSO LIMITED EDITION」という限定車もありました。赤を取り入れるのもメリハリがあって良さそうです。
一方で、2009年モデルのESCAPE R3 Limitedのように、
![100204_003 100204_003](https://cycling-ex.sakura.ne.jp/typepad_images/new_macforest_typepad_jp/a/6a012875710d74970c0120a8581d96970b-800wi.jpg)
クラシカルなデザインのものを取り入れるのも、案外悪くないかもしれません。
今のところは「ROSSOっぽいの」を考えています。ちなみに「機能的には純正と同じで良いから色遊びがしたい」という方は、GIANTの純正オプションパーツなどいかがでしょう(下記の画像はR2純正サドルではなく、R3純正サドルの色違いですが)。
![100204_004 100204_004](https://cycling-ex.sakura.ne.jp/typepad_images/new_macforest_typepad_jp/a/6a012875710d74970c0120a858244b970b-800wi.jpg)
2010 Giant Bicycle [ ACCESSORIES ]
また、近年の傾向でいけばこの春にも追加カラーや限定車がある「かもしれない」ので、それも見てみたい気がしますね。
最後に少し機能面の話しをすると、ESCAPE R2はサドルやシートサスの交換以外にも、ホイールやタイヤなどの選択によってもっと良い自転車になる伸びしろがあります。ただ、一方で「ロードバイクに並びたい、勝ちたい」などとも思いません。今の「使い勝手が良くて走りも結構イケる、フラットバーのスピード系クロスバイク」という絶妙なポジションは守りつつ、伸ばすところは伸ばす、でもまぁ、ほどほどにね……という路線を狙っていく予定です。
(須貝弦)