毎年秋に宇都宮森林公園周辺で開催されているロードレース「ジャパンカップ」ですが、2010年の大会では市街地レースの計画があると、複数のメディアが伝えています。
自転車トップ選手 市街地レース : 栃木 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
アジア最高峰の自転車ロードレース「ジャパンカップ」を毎年開催している宇都宮市が、新年度からジャパンカップに合わせて、中心市街地の道路でトップ選手によるレースの開催を計画していることが4日、わかった。市民らに迫力あふれるレースを間近で楽しんでもらい、新たな自転車ファンの獲得や「自転車のまち宇都宮」の知名度アップを図るのが狙いだ。市は新年度予算案にジャパンカップの費用も含め8900万円を計上する予定だ。
市が2010年度に計画している中心市街地を周回するレースは、大会前日に実施する。具体的なコースやレース内容は未定だが、市関係者によると、JR宇都宮駅から西側に延びる「大通り」の両側の車線を周回するコースを、国内外の強豪チームが走る案などが浮上しているという。
記事を見る限りでは、クリテリウムが計画されているようですね。ジャパンカップのレースを見に行くたびに、友人知人とは「宇都宮駅前スタートにして森林公園までパレード走行にすればいいのにね」なんて話していたのですが、そんな願望を上回るレースが実現する……かもしれません。
市街地クリテリウムと聞いて思い出すのはコレ。
CYCLINGTIME.com : 「こんなことが実現できるんだ」――観客の目から見た大通公園クリテリウム
市街地クリテリウムは大変なことも多いと思いますが、ぜひ実現してほしいと思います。
(須貝弦)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。