さぁこんどの週末はサイクルモード2009、東京(幕張)会場の開催です。初めてサイクルモードに行く人のために、ごくごく簡単なガイドなどを。
■『試乗に関する誓約書』はあらかじめ用意しておこう
サイクルモードの目玉は、やっぱりニューモデルの試乗です。試乗にあたっては誓約書の提出と試乗パスの発行を受ける必要があります。『試乗に関する誓約書』はサイクルモードのWebサイトにPDFで上がっているので、これをダウンロードして記入した上で会場に行けば、スムーズです。
試乗の手順 | CYCLE MODE international 2009
■試乗したいブランドの優先順位を決めよう
試乗がウリなだけに、混むんですよ試乗自体が。ブランドによっては試乗に長大な列ができることもあります。また、試乗を整理券方式、予約制にしているブランドもあり、その枠がすぐいっぱいになってしまう可能性もあります。そこで、とにかく「このブランドは絶対に試乗したいんじゃー」というのがあったら、それを最優先しましょう。また、列に並ぶのか予約制なのかを、可能であれば事前に確認しておきましょう。
例えばデローザは予約制です。
Webサイトで事前告知していなくても、現地に行くと整理券を配っている……ということもあります。
■試乗だけがサイクルモードではない
試乗がウリと言いましてもですね、試乗だけがサイクルモードじゃありません。というか、目当てのブランドに必ず試乗できるとも限らないし、自分の身体に合う試乗車ばかりとは限らない。「どうしても乗りたい」というブランド以外は、まぁ空いているブースがあれば試乗してみても良いでしょうし、試乗ではなく展示車/展示品をじっくり見て回ったり、ブースのスタッフに質問してみたり、いろいろ楽しみ方はあります。あと、カタログをいっぱいもらって帰るとかね。
以前にtumblrで「大阪で面白かったブース、東京で見たいブース」を聞いたときには、knogを挙げた方がいらっしゃいました。自転車本体以外にも見所はありそうですよ。
■歩いている人や他の試乗中の人を邪魔をしない
これはとくに、試乗する方にお願い。他の人に迷惑をかけないように。各ブースから試乗コース出入り口まで、各人が自転車を押して歩きます。したがって、常に会場内では歩いている人と自転車を押す人が入り乱れていて、なにげにカオスなんですよ。
で、とくに次のことはおやめください。
・試乗コースの出入り口付近で自転車をもったまま立ち止まり、友達と話したり記念撮影をしたりすること
・試乗コースの途中で突如自転車を降りて記念撮影をすること
邪魔です。危険です。しかし毎年見かけます。おやめください。
……とまぁこんなところですが、あとはインフルエンザにはなんとしても気をつけたいですね。うがい、消毒、ちゃんとしましょう。
(須貝弦)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。