現在開催中のアジアBMX選手権(香港)で、日本の阪本章史が2位、高山祐次郎が3位、 藤原海渡が4位に入りました。
以下、全日本BMX連盟よりニュースリリースが届いていますので、引用させていただきます。
■レース展開
3つのモトに分かれた予選から準決勝を経て順当に決勝へと進んだ日本チーム。スタートでは阪本がリードするものの、ストレートの伸びで勝った香港のスティーブン・ウォンが第1コーナーを先行。阪本をはじめとした日本人選手がウォンを追いかける展開になり何度かチャンスをうかがいましたが、捉えることはできませんでした。2位から4位まで日本勢が入り、実力の高さが垣間見えたレースでした。エリート女子は飯端美樹が好スタートを見せて一時3位を走るものの、後続に抜かれて5位。三輪郁佳はスタートで出遅れながらも追い上げ4位に入りました。
男子エリート決勝#005 高山祐次郎、#057 阪本章史、#688 藤原海渡
女子エリート決勝
男子エリート表彰式
(画像提供:全日本BMX連盟)
■結果
・男子エリート
優勝 ステーィブン・ウォン
2位 阪本章史
3位 高山祐次郎
4位 藤原海渡・女子エリート
優勝 JIANG,Nan Nan
2位 MA,LiYun
3位 LIAO,Zhi Xin
4位 三輪郁佳
5位 飯端美樹
■エリート男子2位阪本章史のコメント
優勝を目指してきたが2位で終わってしまい悔しい。練習から調子は悪くなくて、優勝できることを信じて決勝を走った。スタートゲートはよかったものの、ストレートでウォンに先行されてしまいラインを抑えられてしまい、その後の展開も決まってしまった。これでウォンには4連覇されている。さらなるトレーニングをして、来年こそはアジアチャンピオンを獲得したい。
■日本代表コーチ宮城力のコメント
男子エリートの3人が全員決勝に行くことを第1の目標として予選から準決勝までを戦った。作戦もうまくいき、選手の調子もよかったのでプレッシャーをかけずにレースを楽しむように送り出した。その結果3人ともいい走りをしてくれ、怪我もなく終わることができた。日本チームとしてのアジアでのアピールはできたと思う。しかしながらタイトルを取れなかったのは悔いが残る。3人全員を表彰台に乗せたかった。来年は雪辱を晴らせるように選手のレベルアップに望みたい。女子エリートの成績に関しては事前の厳しい予想が的中してしまった。中国のレベル向上は目覚しい。全体的にミスが目立ってしまった。今後は改善できるようにアドバイスしていきたい。
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。