今回は純競技用モデルを紹介します。FUJI(フジ)の「TRACK ELITE」です。先頃開催された新潟国体の「成年男子ケイリン」で3連覇を果たした、櫻井正孝選手(宮城県・東北学院大)が使用したモデルです。
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COLNAGO / FUJI / DAHON Brand News 櫻井正孝選手 新潟国体「ケイリン」3年連続優勝達成.
第64回国民体育大会「トキめき新潟国体」の成年男子ケイリン種目決勝が本日行われ、FUJI JAPANがサポートしている櫻井正孝選手(宮城県・東北学院大)が3年連続優勝を達成しました(記録:11秒15)。
FUJIと言えば安価なピストバイクが街を席巻した印象が強いですが、競技用モデルも数多くラインアップしています。そしてトラックレーサーの最高峰がこのモデルというわけです。フレームはもちろんハイモジュラスカーボンで、サイズは4種類。ブレーキ台座などついているわけがありません。完成車で577,500(税込)、フレームセットは252,000円(税込)となっています。
ちなみに現在のFUJIはアメリカブランドで、日本ではアキボウが取扱っていますが、ルーツは日本の「日米富士自転車」で、100年以上の歴史があります。
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。