フォールディングバイク「DAHON」(ダホン)を取り扱うアキボウさんに、2010年モデルの新作「Silvertip」(シルバーチップ)を見せていただきました。
全体像はこんな感じです。2009年モデルの分割式ミニベロに似ていますが、実は違います。
ポイントはこれ。アーレンキーでここを回してあげると、フレームを折り畳むことができる「LOCKJAW」システムを採用しているんです。
フレームが折れ曲がるところのアップ。ギザギザになっていて、走行時はココしっかりかみ合います。
まだ「サンプル車」の状態ではありましたが、持った感じはなかなか軽いです(カタログ値で10.7kg)。また、少しだけ乗らせていただいた感じでは「フレームが真ん中から折れる自転車」というイメージは全然ありません。
何より、このスタイルで簡単に折り畳めるのが面白いです。DAHONお得意のシートポストポンプを標準装備しているのも、旅自転車としては助かります。
ちなみにフレーム素材はアルミ。サイズはMとLの2種類で、価格は115,500円(税込)です。
DAHONのWebサイトに2010年モデルが掲載されるのは、12月以降になるようです。気長に待ちましょう。
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。