徳島の自転車レーンが「不評」だそうです。
リンク: 自転車レーン、半数が「危険」 国交省、近く一部柵撤去 – 徳島新聞社.
徳島駅南側の国道192号沿いの歩道に整備された自転車専用レーンについて、利用者の半数、歩行者の約30%が「かえって危険になった」と感じていることが、徳島大学都市デザイン研究室の聞き取り調査で分かった。研究室は、国土交通省徳島河川国道事務所に自転車の誤進入の多さや専用レーンの狭さ、夜間通行の危険性などを指摘。事務所は分離柵を一部撤去する方針で、9日、徳島市内で各団体の代表らと意見交換して改善策を示す。
レーンというより側道のような感じで相互通行にするというのは、それ自体は“アリ”だと思うのですが、相応の広さが必要なのは当然ですよね。当然、路側帯をペイントするのに比べたらかなりの幅を必要とするはずです。
研究室は、改善策として<1>植栽帯の一部撤去などで自転車レーンを拡大<2>自転車レーンに中央線を引いて通行方向を明示<3>自転車利用者への周知徹底-などを挙げ、8月下旬に徳島河川国道事務所に提案した。
すでにできてしまったレーンに対する改善策としては、至極まっとうだと思います。地元の大学にそんな研究室があるなら、作る前に聞けば良かったのではないでしょうか>徳島河川国道事務所
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。