GIANTの大ヒットクロスバイク「ESCAPE R」シリーズに、2010年モデルとして「ESCAPE R3.1」が追加されました。
ベーシックグレードのESCAPE R3に対して「プラス0.1」の変更点はどこにあるのでしょうか。
ポイントのひとつは、R3がグリップシフトなのに対して、R3.1ではワンランク上のトリガーシフト(レバー式)を採用していること。
グリップシフトは初心者にとって直感的ではありますが、実は変速に必要な手や指の動き自体は大きいもの。慣れてしまえば、トリガーシフトのほうがスパスパと素早く変速できて、乗るのが楽しくなります(そしてすぐ慣れます)。
そして、目立つのがカラーバリエーション。2010年モデルのR3は比較的地味なカラーバリエーションですが、このR3.1は明るい3つのカラーを採用。そしてフレームカラーに合わせて、グリップやサドル、ハンドルやステム、シートポストなどを使い分けています。
ライトブルー
ホワイト
オレンジ
その他の基本的なスペックは、R3とほぼ同様です。アルミフレーム+クロモリフォーク、前3×後8の24段変速、シートサス等を採用します。サイズはXXS、XS、S、Mです(R3にはLサイズが有り)。
価格は、R3の52,500円に対して、R3.1はトリガーシフト&スペシャルカラー採用で54,600円。流通量にもよりますが、このR3.1がESCAPE Rシリーズの一番人気になるかもしれませんね。
リンク: Giant Bicycle.
関連記事: クロスバイクカタログ by CyclingEX: GIANT ESCAPE R3.1(2010).
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。