戻り梅雨でハッキリしない天気のところも多いですが、それでも夏は夏。晴れると暑いですね。先週の土曜日なんかもかなり暑くて、真っ昼間に自転車乗ってたら少しクラクラしてきました。サイクリングやトレーニングの際には、熱中症にならないように注意したいですね。
さいきん自転車にはまって、この夏が「はじめての夏」な方などはとくに、いろいろな意味でペース配分がつかめていないと思います。例えば、水分補給のペース配分。「まだ大丈夫」と思って走っているうちに、ノドはカラカラ、頭はクラクラ……なんてこともあり得ます。また、水分を欲したときに限ってボトルが空になってしまい、それが田舎の川沿いや峠だと「コンビニも自販機もない!」なんてことも。
そうならないためにお勧めしたいのが、ダブルボトル。つまりボトルケージを2つ付けて、2本のボトルを携行することです。
これは数年前にレース会場で撮ったスキルシマノの選手の自転車ですが、ダブルボトル仕様になっていますね。
レースの場合は「今日は暑いから」という以外に、単純に「2種類のドリンクを持っている」というケースもありますが、サイクリングのときには、片方にスポーツドリンク、片方に水、という感じでよいかと思います。片方は水にしておけば、飲むだけではなく、ときどき頭から軽くかけてクールダウンすることもできるというわけです。スポーツドリンクは、さすがにかぶれませんから。
リンク: CyclingEX: 夏がくれば思い出す、ポラーの保冷ボトル。.
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。