スポーツタイプの電動アシスト自転車は以前から存在していましたが、このたび新基準に対応したニューモデルが、ヤマハとパナソニックから同時に発表されました。
まずは電動アシスト自転車のパイオニア、ヤマハ発動機「PAS Brace-L」。
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リンク: PAS Brace-L | ヤマハ発動機製品サイト.
そしてパナソニックからは新型「ハリヤ」。
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リンク: ハリヤ | 自転車 | Panasonic.
まずPAS Brace-Lですが、こちらは従来モデルのPAS Brace同様、内装8段変速を採用。内装変速は重量が増えますが、ギアがガチャガチャいいませんので、シティユースには良いのではないでしょうか。ただ、もともと内装8段変速で重たい自転車なのに、今回のPAS Brace-Lではフロントにメカニカルディスクブレーキを採用しています。これにともなって、重量はPAS Braceの22.1kgから、23.4kg(ワイヤーロック0.3kgを含む)へと増加してしまいました。価格も125,800円→149,800円とアップしています。
ヤマハのPASシリーズはブリヂストンサイクルとのコラボで、ラインアップも実はほとんど同じです(アシストユニット=ヤマハ、車体=BS)。おそらくブリヂストンでも「リアルストリーム」の新型として発表されると思われます。
一方、新型「ハリヤ」は名称こそ受け継いでいますが、フレームを一新しました。そして重量は旧型が21.1kgだったのに対して、新型は19.7kgとなりました。価格は119,800円から126,000円へとアップしています。一方、ステムは旧型が角度調整可能だったのが、新型では角度調整できないタイプになっています。おそらく、重量が20kgを切るための選択だったのでしょう。とはいえスポーツ車の場合(ちゃんとした自転車屋さんであれば)ポジション調整はステム交換で対応するのが当たり前なので、「電動アシストといえども、れっきとしたスポーツ車なのだ!」と考えれば、別に問題ないかもしれません。
あと、新型ハリヤはヘッドライトの電源が自転車本体のバッテリーから供給されるようになったのは、良い改良だと思います(PAS Brace-Lのライトは乾電池式)。
しかし、あえて両社に申し上げたい。
スポーツ車だと言うのなら、自転車本体のサイズはせめて2種類用意してくれ!