最近のロードバイクには、中級グレードくらいからカーボンピラーが付いていることが多いですよね。でも、カーボンのピラーって結構「ずり下がって」くるんです。走っているうちに「あれ、なんだかヒザが窮屈だな」と思ったら、サドルが5mm下がってた……とか。
そこでオススメするのが表題にもあるとおり「Tacx カーボンアッセンブリーコンパウンド」です。
カーボンパーツ組み付け用コンパウンド。配合されるカーボンチップが摩擦を生み固定力を確実にUP。ボルトの締め込み過ぎによるパーツのダメージを軽減します。
情報源: INTERMAX
ということで、これをピラーに塗ることで、確実にカーボンピラーを固定できるようになります。カーボン製のパーツは締めすぎると割れてしまいます。ピラーのずり下がりに悩む人は、恐怖と戦いながら「もうちょっと締められるだろうか」とアーレンキーを握りしめるわけですけど、このカーボンアッセンブリーペーストがあればその必要もありません。
類似商品としては、FINISH LINEの「ファイバーグリップ」があります。私がお世話になっているプロショップの店員さんは、どちらの製品も「カーボンパーツを規定トルクで確実に固定できる」と高く評価していました。
カーボンファイバー素材表面の摩擦係数を上げ、クランプの締め過ぎによるカーボン パーツの疲労や内部亀裂を防ぎます。
情報源: FINISH LINE
カーボンピラーのずり下がりに悩んでいる方は、検討されてみてはいかがでしょうか。
(Gen SUGAI)
[2017/4/18 最新の内容にアップデートしました]
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。