レース終盤に雹が降って大変なことになっていた、ツール・ド・フランス第9ステージ。そんな中で独走勝利を決めたトム・デュムラン(ジャイアント・アルペシン)、かっこよかったですね。帰宅して中継を見る前に、コンタドールが降りてましたが……。
照り付ける太陽の下で気温が40度にも達したスペインでスタートした今ステージは、豪雨のなかで荘厳な雰囲気に包まれたアンドラ公国でゴールを迎え、スタートから10キロ地点の1級山岳で逃げ集団を率いたデュムランが終盤に抜け出し、そのままレースを制した。
情報源: デュムランが第9ステージ制覇、フルームは総合首位を守る ツール・ド・フランス 写真6枚 国際ニュース:AFPBB News
しかし、あれだけ雨が強いと歴戦の強者たちもしんどそう。
そんな中、コロンビア人ライダーのハーリンソン・パンタノ(IAMサイクリング)はデュムランから30分以上遅れてゴールラインにやってきましたが……。
ずいぶんと用意がいいな!
"I'm cycling in the rain" 🎶🌂 #TDF2016https://t.co/2zdSb9T7ef
— Le Tour de France (@LeTour) 2016年7月10日
もちろん、ジャージのポケットに入れてあったわけでもなく、チームカーからもらったわけでもなく。
(ちなみに細かい話ですが、Facebookページの方ではちゃんと?「I AM cycling in the rain」と修正されていました)
どうやらグローブと観客の傘と物々交換したようです。
土砂降りの中でも、満面の笑み! コロンビアのメディアも盛り上がっているみたいなので、パンタノにとっては良かったのではないでしょうか。
良い子は(以下略)
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。